やっと始まった!? DoCoMo 2.0 

NTTドコモがグーグルと提携--検索や広告、YouTubeなど全サービスで協力


昨年から始まっていたDoCoMo2.0だが、やっと「本当の2.0」に辿りついたようだ。
もし去年のキャンペーン開始時にはGoogleとの提携がほぼ決まっていて、それを見据えた上で「2.0」っていうキャッチコピーを掲げていたのなら、「DoCoMo2.0って続けて読むと、ドコモに移転ゼロだよねー」と思い切り見下しまくっていた自分にラリアットかましたい。アホすぎる。いや、たぶんそうなのだろうが…


ということで、「Gmailだってカレンダーだって、YouTubeだって見れちゃうよ!Google Mapアプリにしちゃうよ!むしろPicasaもしちゃうよ!」と比較的生活をGoogleにハックされているタイプの人間にはヨダレものの発表なのだが、よくよく記事を読んでみると「あーやっぱりそうなんだ」ということも。

公式サイト検索は「goo」(NTTレゾナント)の技術を活用してドコモが提供し、一般サイトとPCサイトの検索はGoogleエンジンを活用する形にする。検索結果ページに表示する検索連動型広告も、公式サイト部分にはドコモと電通が共同出資するディーツーコミュニケーションズ(D2C)の広告を、一般・PCサイト部分にはGoogleAdWordsを表示する。「いいとこ取りというか、一番いいものを載せていくということ」(NTTドコモの辻村清行常務執行役員

「Googleのあらゆるサービスが提携対象」──ドコモが強調する“他社との違い”


結局、「ケータイサイト」の世界は守り通したい…ということだろうか。
ケータイweb世界の情報までGoogleに整理しつくされるのは困る、というのが本音なのではないだろうか。

個人的には、もうそろそろ「公式サイト」と「一般サイト」の区切りをなくしてもいいのでは?と考えている。
公式サイトなんてキャリアが金づるを作るために必要なカテゴリだ。当のユーザーにとっては、公式や一般といったカテゴリなんて知ったこっちゃない。とにかく「すべて」の選択肢の中から、自分の探している情報を一気に検索したい、最善のものを見つけたい。それだけなのだ。



そうはいっても、これだけアピールされると、悲しい哉、すこし欲しくなってしまう…
今使ってるauのケータイが、若干瀕死状態*1なこともあって、特に…


ところで、2006年の時点でauGoogleと提携していたはず。
ものすごく期待していたのに… one ガジェットとか言ってる場合じゃないよau


とりあえず様子見、ですな。
DoCoMoがどれだけスピードアップできるかにかかっている気がする。

*1:充電器に指した瞬間、「あと30秒で電源が切れます」と言われる…たとえフルの状態で指したとしても。一応充電はされるんだけど、充電器から外すときにまた「あと30秒で…」と良言われてしまう。一体どうしろと…まあ、2年も使えば、おかしくもなるということで。