ネット家電も面白いけど、ネット家具だってもっと出てきて良いんじゃないか?
則天去私のエントリで知った、おもしろいwebサービス、人気率.com。
「リアルタイムテレビ番組人気投票所」ということで、仕組みはカンタン。サイト上にリストアップされた現在放映中のテレビ番組を好き・嫌いの軸で評価して、コメントするというもの。
このサービスを見てふと思った。
「これって、PC上で投票するより、ケータイとかネットテレビとかで投票出来た方がいいよなぁ…てか、むしろ、ソファとかで投票できたほうが良くね?てか、昔そういう企画立てた気がw」
5年くらい前にとあるワークショップで考えた企画。その名も「てれびソファ」w 超絶にダサい。
企画内容も至極単純。ソファに液晶ディスプレイが付いていて、常に現在放送中の番組一覧が表示されている。視聴者はソファに座ったまま、ディスプレイ上で今ユーザー間で人気の番組が一望でき、サクッとチャンネル選択ができ、また自身もその番組をリアルタイムで評価できる。もちろんコメントも書ければ、チャットもできちゃったりする。
…なーんてユビキタスマンセーな企画w 当時の自分の青さ*1に乾杯www
そんな青すぎる企画はさておき、テレビの視聴スタイルを鑑みるに、いくらダブルスクリーンが普及しているとはいっても、やはりケータイとソファにPCは勝てないだろう…という話。実際、ケータイサイトとのリアルタイム連携番組*2は存在するし、テレビでだってネットは出来る。*3
ただ、家電よりも身体に近いものとして、「家具」の方が親和性があるんじゃないかなぁ…と思ったりもする。まあ、家具がコンセントに接続された瞬間、それは家電と呼ばれるモノになるのかもしれないけど。
いずれにせよ、ネット家電とか、ネット家具とか、要はおおざっぱに言えば「ユビキタス(笑)」ってことなんだろう。
そういったユビキタスな世界が実現したときに、広告は、コミュニケーションはどう進化していくんだろう。
最近、ずっとこのテーマについて考えている。ちっとも結論は出ないけどw
ただひとつ分かっているのは、もう「広告」は「広告」じゃない世界になるんだろうな、ということ。
しかしまあ、広告にしろ家電にしろ、ユビキタス政策にしろ、どちらかというと保守的な領域には違いないわけで、なんとなくスピード感というか、理想と現実のギャップというか、そういったジレンマはつきまとっていくんだろうな。
ひとは既に変わっていて、コミュニケーションのカタチもこんなに変わってるのに。
とりあえず、『ネットと家電のキャズムを超えろ! 会議』は、なんか面白いことをやってくれるハズだと勝手に期待してみる。
家電業界でもネット業界でも全くないのだが、雑用係として潜り込ませてもらえないものだろうか…といってみるテストw
てか、広告業界従事者はメディアをもっと広くとらえて、こういった勉強会に積極的に参加していった方が良いんじゃないか…という噂。