「広告系ブロガー新年会　スピンオフ会」に行ってきた。

「則天去私」さん、「茶太郎のほぼ日々マーケティング」さん主催のスピンオフにお招き頂いた。
前回の超大規模新年会とは異なり、17人の小規模オフだったため、参加者ひとりひとりと、さまざまな視点から広告（コミュニケーションビジネス）についてディスカッションさせて頂くことができ、非常にエキサイティングな実りある夜となった。

最も印象的だったのは、ニコニコ動画の中の人*1との話。
本ブログのエントリが「著作権」「コンテンツビジネス」に偏っているように、最近の私の問題意識の中心は、「インターネットにおけるコンテンツ配信・共有ビジネスと広告ビジネスの在り方」である。なので、ニコ動のミッションであったり、今後目指す方向性であったり、そういったことを深く斬り込んで話せたのは、貴重な体験だった。

閑話休題。
今回、ご挨拶のときに「結構鋭いエントリを書いてますよね」とか「ざっくり斬りますよね」とか言われることが多々あった。
私自身は「ぶっちぎりにしてやんよ♪*2」なんてことは全く考えておらず、問題意識について正直な意見を綴っているだけなのだが…ただ主題が「問題意識」である以上、賞賛よりも批判の色が強く見えてしまうのだろう。「批判するより、良いところをピックアップして議論したほうが建設的」という考え方があるのも、そこから生まれるものも理解できる。ただ、だからといって批判のない平和なエントリばっかり連なっているのは不自然ではないだろうか。

個人的には、ブログは問いかけてナンボ、波を起こしてナンボのものだと考えている。特にこの「日々、広告。」に関しては先日のブログを書く際の「心構え」的なサムシングでも書いたとおり、『「マチルダ」という個人の思考・価値観をweb上で発信することで、社会に何かしらのインパクトを生じさせることのできる場にしたい、という想いで開設したブログ』であるから、なおさらである。シャカイという場では通用しないことが多々あるのは理解している。だからこそ、一応所属を明らかにせず、匿名で書いているわけで。卑怯な逃げだなぁ…とは思いつつも、体裁に縛られて表現を抑制されるのは、今はやっぱり嫌だ。

要は、コンプライアンスであったり、倫理的な配慮だったり、そういったマナーを守っていれば、別に批判的だろうと肯定的だろうと、自分の意見くらい好きに書いたってい〜じゃない!?、ということ。良いものは褒めるし、疑問を感じたら問うし、違うと思ったら異を唱える。結局はバランスと見え方の問題なのだ。

こういったブログ論に関しても、またディスカッションの際の意見に関しても、たぶん、私の言葉は浅はかでコドモじみた視点に偏りがちだと思う。事実、私は「若者」で「馬鹿者」だ。ただ、己の浅はかさを十分に自覚した上で先人たちに問うことには、それなりの価値があるんじゃないかなぁ…*3と思っている。

なんにせよ、こういった未熟者の話に耳を傾け、かつ真摯に応えてくれる諸先輩方の偉大さには感謝してもしきれない。本当に有り難いことだし、私はかなりの幸せ者だ。この恩を還元していくためにも、日々まっすぐに自分の意見を綴って、叩かれて、ブラッシュアップして、価値を生み出していきたいと切に思う。

またもやとりとめのないエントリになってしまったが、とにかく、スピンオフ会に参加できて、刺激的でめがっさ幸せでした！ということですｗ　次回もまた参加できれば幸い！
参加者のみなさま、ホントにありがとうございました！！

最後に、参加者ブログリスト。（則天去私さんのエントリより転載）

・mediologic.com/weblog
http://www.mediologic.com/weblog/

・コミュニケーションのカタチが変わるということ 2nd
http://d.hatena.ne.jp/kikuiken/

・日刊・世界の広告クリエイティブ
http://mochikaz.blogspot.com/

・脱*標準広告人
http://dokkkoisho.blog51.fc2.com/

・WEB-AD SEARCH
http://worldwidewebad.blog117.fc2.com/

・Webマーケティング〜自分もいろいろ考えてるわけよ
http://webmarketingtojibun.blogspot.com/

・*aYaかふぇ
http://ayastyle.jugem.jp/