「広告系総会(夏)」に参加してきた

去る11日金曜日、雨上がりの品川の夜空のした開催された「広告系総会(夏)」に参加してきた。

タカヒロさん、広告会議さん、カワムラさん主宰の広告系イベント第2回。
諸般の事情で最後30分程度の参加となってしまったため、お世話になっているかたにご挨拶するのが精一杯で、「あたらしい出会い」や「深い話」が出来なかったのが非常に残念だった。しかし、150人もの「広告好き」が一斉に集まる場に自分が存在し、熱気を共有できただけでも刺激になったので良かったと思う。

…と思いきや、ちゃんと思い返せばトライバルメディアハウス池田さんにいきなり「ファンです!」と迫ったり、マイネット上原さんiPhoneいじらせてもらって「やっぱりiPhone nanoの方がウケるんじゃないですかね?」と偉そうに話したり、なんかいろいろしていたっぽいw 二次会行って朝まで飲んだし。うん、十分参加してるwww

幹事の皆様、参加された皆様、ご挨拶させていただいた皆様、そして最後まで飲んでいた皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました!




拙ブログを開設したひとつのきっかけとなった「幻の新年会」から半年もたったのかと思うと、すこし感慨深い気分になったり、時の流れの速さに驚くと同時に、なんだか複雑な気分になったりする。


個人的な話になるが、4月から自分を取り巻く環境が大きく変化した。新しい環境には、それなりの希望と「やったるZE!」という野望をもって飛び込んだ。1月の新年会やその後のスピンオフ会では、その意気込みを鼻息荒く話していたと思う。
しかし、実際はどうであろう。何も成し遂げていないし、そもそも野望のスタートラインにすら立てていない。理想と現実のギャップの大きさに、また周りの雰囲気に流されて、デモチベーションすらしている。なんだ、この体たらくは。
まあ、自分が踏みとどまっている理由は分かっているし、なんとかできる部分はなんとかしようと思って動き出してはいるんだけど、それでもやっぱり足りないなぁ…と思う。

今回の広告系総会(夏)のようなイベントに行くと、大人数だし、有名だったり優秀だったりするひとがそれなりの人数いるわけだから、ちょっとした上昇気流みたいなものを疑似体験することができる。しかし、なんとなくその場に「居る」だけで自分も上昇気流に乗っていると思ったら、それは大きな間違いだ。
私個人は、この「広告系」イベントは「動き出すきっかけを掴み、実際に動き出すための会」だと思っている。決して「馴れ合い」の場ではない。たしかに自分が勤めている企業など近場に同じ志を持つ仲間がいないひとにとっては「仲間探し」の場所になるだろうし、それは間違っていないと思う。実際に私も多くの仲間と出会い、刺激をもらっている。でも、問題はそこからで、ただ業界を憂いて理想を語るだけの仲間だったら、居ない方が良いと思う。1月の参加者で、どれだけのひとが、何か新しいアクションを起こしただろう。自分で起こさない(起こせない)にしろ、新しいアクションを生み出すきっかけを作るなり助けを作るなり、ちょっとした行動でも構わない。自信を持って「俺はこんなアクションを起こして、こんな結果を出した」といえるひとは、どのくらい居るのだろうか。

とまあ偉そうに書いているが、そもそもの私がそんなにアクションを起こしていないわけで、正直このエントリは自戒の念を込めて書いている。周りに引きずられてデモチするなんて、どんだけ意志が弱いんだと。お前あれだけ偉そうに理想語ったんだから、責任持ってやれよと。



いまふと思ったのだが、この広告系イベント、なんだかビットバレーの事例との相似点が多い気がする。
そう考えると、巨大化は避けるべきなのかもしれない。結局はパレートの法則に則って居るんだろうけど。

次回1月の総会では、さまざまなアクションの結果や種の話ができるよう、自己研鑽していきたいものです。