どうしたら一般人の取った動画を、一般人が見たくなるのか?
動画共有・広告ビジネスを盛り上げるために必要なのは「ネットカムコーダー」と「動画作成支援ツール」に対して、トラックバックで質問を受けた。
コメントをしてみた。
どうしても気になったので、質問させてください。
本文は、以下の立場からの視点が記述されていると思います。
・動画共有サービスを作る人(ニワンゴ)
・動画共有サービス補助機能を作る人(NTTレゾナント等)
・動画を作るための機械を作る人(家電メーカー)
・動画を作る人(一般人)
全文を読んだところ、
・動画を見る人(一般人)
の立場からの視点が言及されていないのではないかと思いました。
動画を作る人(一般人)が作る気になっていも
動画を見る人(一般人)が見る気にならないと
広告ビジネスは発展しないと感じたのですが、
「一般人の取った動画を、一般人が見たくなる」
にはどのような施策が有効だと思いますか?
質問をした理由は、仮に動画を作る人の物理的、心理的ボトルネックを解消したとしても、動画を見る人の心理が根本的に変わらなければ動画共有サービスは発展しないと思ったから。
『一般人が録った映像を、一般人が見たくなるとは思えん』
「どうしたら一般人の取った動画を、一般人が見たくなるのか?」という命題には、2つの施策があると思う。
ひとつは、「スーパー素人」を支援してカリスマに仕立て上げること。
これは既にニコニコ動画で立証されている。じゃなきゃ、ランティス組曲 feat.Nico Nico ArtistsなんてCDがオリコンで9位を取れるわけがないし、時報広告が1本80万で売れるわけがない。
もうひとつは、クローズドなコミュニティでの動画共有の場をつくってあげること。
たとえば、jintaikoukoku氏のブログでも上げられている下のバーべーキュー動画は、たしかに私が見ても最高につまらない。
しかし、この動画に写っている彼らおよび彼らを知る友人たちにとっては、どうだろう?結構面白かったりするんじゃないだろうか?
もしかしたら、後ろの方でずーっと炭を仰いでいる彼が実はバツゲームで炭担当になっているのが面白いのかもしれないし、ナレーションをしている彼は毎回飲み会でスベるキャラで「やっぱりナレーションもつまんねーよ!」とか言われているのかもしれない。
要は、「文脈」を共有しているからこその面白さ、というものがあるのだ。この場合、動画の構成や画質などのテクニック的なものはさして問題ではなくなってくる。
そう考えると、小規模クローズドコミュニティでの動画共有サービスがあってもいい気がする。SNSの動画投稿サービスに近いが、動画に特化することに意義がある。で、きちんと運営してあげれば*1小規模であってもコミュニティの数は増えるし、コミュニティ内のコミュニケーションも内輪だからこそ密になりやすいわけで、それなりのPVも確保できるため広告媒体としてワークするのではないか、という話。
どうでしょう?答えになっているでしょうか?
>jintaikoukoku氏
「こっちの方がいいんじゃね?」「こんな施策は?」など、アイディアのある方!
是非、差し支えない範囲で教えてくださいw
トラバ、コメントお待ちしておりやす。
*1:ここが一番難しいという噂w